まずは自分自身のことを正しく知る

— 目次 —

1.飛距離を知る
 ・キャリーとは?
 ・ランとは?
 ・キャリーとランを別々に把握するメリット

 

2.スピンを知る
 ・スピンとは?
 ・スピンが打球に与える影響
 ・スピンを知っておくメリット

 

3.ショットタイプを知る
 ・ショットタイプとは
 ・9つのショットタイプ
 ・シミュレーションゴルフによる弾道の可視化
 ・ショットタイプを知っておくメリット

4.まとめ

1.飛距離を知る

シミュレーションゴルフでは、ゴルフの飛距離を「キャリー」と「ラン」の二つの要素に分けて計測することができます。

これによりプレーヤーは自分のショットの特性をより深く理解し、スコアを底上げするための重要なデータを得ることができます。

 

キャリーとは?

「キャリー」とは、ボールが空中を飛んでいる間の距離のことを指します。
これは、クラブの選択、スイングの質、打ち出し角度などに大きく影響されます。

キャリーを測定することで、プレーヤーは自分のクラブの性能を最大限に引き出せているかを知ることができます。

また実際のホールにおいても、クラブごとに正確な飛距離を知っておけば論理的にコース攻略をする助けになります。

 

ランとは?

一方で「ラン」とは、ボールが地面に着地した後に転がる距離を指します。
ランの長さは、地面の状態(湿気、硬さなど)やボールのスピンに大きく依存します。

標準的なランのデータを把握しておくことで、プレーヤーは自分が思っている通りの打球が飛ばせているかを確認できます。
そして実際のコースにおいても、シチュエーションに合わせてショットの戦略をより正確に調整することができます。

 

キャリーとランを別々に把握するメリット

1.戦略的なクラブ選択ができるようになる
キャリーとランのデータを分析することで、プレーヤーは各クラブのより細かな想定飛距離を知ることができます。
これにより、シチュエーションに応じて最適なクラブを選択することが可能になり、またショットの微調整も意識することができるようになります。

例えば「グリーンまで距離は少しあるものの、横長なのでオーバーしないよう気をつけたい」という場面を想定してみましょう。
この時、
・大きめの番手でキャリーを稼ぎつつ標準よりランが小さくなるような打ち方をするのか、
・小さめの番手で手前に落としながら標準よりランが出るような打ち方をするのか、
そういったことを考えながらコース攻略ができるようになります。

2.シチュエーションへの適応
例えば風の強い日や、地面が硬いなどの条件下では、キャリー・ランの一方あるいは両方の数値が大きく変わることがあります。

標準のデータをあらかじめ把握しておくことで、天候などの条件を考慮に入れてショットを計画することができ、
プレーヤーはコース攻略をより筋道立てて考えるることができます。

3.ショットの改善
キャリーとランのデータを通じて、プレーヤーは自分のスイングの課題を特定し、改善に取り組むことができます。
例えばキャリーが理想より短い場合、打ち出し角度やクラブのフェース角などを調整する必要があるかもしれません。

2.スピンを知る

シミュレーションゴルフでは、打球の回転量と回転軸の傾きを知ることもできます。
スピンの理解は特に初級者から中級者へとゴルフの技術を向上させるために重要な要素です。

 

スピンとは

「スピン」とはボールが空中を飛んでいる際の回転のことです。
このスピンはボールの飛行軌道、距離、そして着地後の挙動に大きく影響します。

シミュレーションゴルフでは、このスピンの量(回転数)と回転軸の傾きを正確に計測することが可能です。

 

スピンが打球に与える影響

1.弾道への影響
例えばドライバーであれば、スピン量が増えるほどボールは吹け上がるように伸びていく軌道を描きます。

これは必ずしも良いことではなく、スピン量が多すぎると打球が高く上がりすぎて結果的に飛距離が落ちる原因となります。
逆に、スピン量が少なすぎると打球は空気の抵抗をより強く受けるようになり、飛距離が落ちたり、風の影響をより大きく受けてしまったりといったことになります。

また、回転軸の傾きは打球の「曲がり」に影響し、スライスやフックの原因となります。
回転軸が傾いていると横風の影響をより受けやすくなるという特徴もあります。

2.着地後の挙動
スピンはボールが飛んでいる間だけでなく、着地後の挙動にも影響します。

基本的にゴルフのショットではボールにバックスピンがかかることになるので、
スピンが多いとボールは止まりやすく、少ないと転がりやすくなります。

 

スピンを把握するメリット

1.ショットの正確性の向上
スピンの量と軸の傾きを意識することで、プレーヤーは自分のショットの傾向を把握することができるようになります。

例えば回転軸が傾いていた時、それを直す方向で練習をしていくのか、傾いた状態を標準としてバリエーションを増やすのか、
自分が求めるプレーヤー像を追い求めていくことができます。

2.コース攻略の戦略改善
特にグリーン周りハザードを避ける際には、スピンのコントロールが重要になります。

シミュレーションゴルフでスピンを分析することで、より戦略的なゲームプランを立てることができるようになります。

3.ギアの選択とカスタマイズ
スピンの傾向を把握することで、プレーヤーは今使っているクラブやボールの性能を十分に引き出せているのかを知ることができます。

またギアを選ぶ際に、自分に最適なクラブやボールをデータに基づいて選ぶことができるようになります。

3.ショットタイプを知る

 

ショットタイプとは?
「ショットタイプ」は、打ち出しの方向打ち出し後の曲がり方に基づいて、弾道を9つのタイプに分類したものです。
一般的には「球筋」などと呼ばれたりもします。

 

9つのショットタイプ

※打ち出し方向・曲がり方に関する記述はいずれも右利きの場合です。
 左利きの方は左右を逆に読み替えてください。

1.ストレート

まっすぐに打ち出され、曲がらずにまっすぐに飛んでいく球筋。

2.フェード
まっすぐに打ち出された後、右側に曲がっていく球筋。

3.ドロー
まっすぐに打ち出された後、左側に曲がっていく球筋。

4.プッシュ
右方向に打ち出され、曲がらずにまっすぐ飛んでいく球筋。

5.プッシュスライス
右方向に打ち出された後、さらに右方向に曲がっていく球筋。
正面から大きく右にそれていく弾道となるので注意と改善を心がけたい状態。

6.プッシュフック
右方向に打ち出された後、左方向に曲がっていく球筋。

7.プル
左方向に打ち出され、まっすぐ飛んでいく球筋。

8.プルスライス
左方向に打ち出された後、右方向に曲がっていく球筋。

9.プルフック
左方向に打ち出された後、さらに左方向に曲がっていく球筋。
正面から大きく右にそれていく弾道となるので注意と改善を心がけたい状態。

 

弾道の可視化

シミュレーションゴルフでは、これらのショットタイプを画面上で可視化することができます。

これによりプレーヤーは自身の打球がどのように飛んだかを正確に把握し、また改善点を特定することが可能になります。

 

ショットタイプを知っておくメリット

1.傾向の理解
自身のショット傾向を把握しておくことで、必要な場合は改善を図ることができます。

また異なるショットタイプの打ち方と飛び方を理解すれば、それらを打ち分ける能力を身につけることも可能です。

2.コースマネジメントの向上
コースのレイアウトに合わせてショットタイプを選択することができれば、より効果的なコースマネジメントを行うことができます。

また打ち分けが難しくても自身のショット傾向を知っておくだけで、
「どのようなシチュエーションにボールを置いてしまうと次が難しくなるのか」
が分かり、トラブルにハマりにくくなりスコアの底上げが期待できます。

3.ギアの最適化
自身のショット傾向にあったクラブやボールを選択するのに役立ちます。

4.まとめ

シミュレーションゴルフでは飛距離、打球のスピン、ショットタイプなどを可視化することで
自分自身のゴルフに関する理解を深めることができます。

これらの知識は実際のコース攻略に役立つのはもちろん、
練習面でも課題の発見や成長の実感など、
「知っている」だけで得られるメリットは非常に大きいです。

あなたもシミュレーションゴルフでこれらのデータを確認し、
スコアUPに役立てましょう!

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